羽生善治三冠・渡辺明竜王が教える、子どもに将棋を続けさせる方法
2016/11/14
(画像:日本将棋連盟ネット支部ブログより)
将来、自分に子どもができたら、将棋を習わせてみたい!と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなあなたにご朗報。
現代棋界のツートップ、羽生善治三冠・渡辺明竜王が口を揃えて指南する「子どもに将棋を続けさせる方法」があります。
「負けてあげる」こと
それはズバリ「負けてあげる」ことだそうです。
羽生善治三冠
Q.子どもが将棋に興味を持ち始めました、持続させるためにはどうすればよいのでしょうか?
羽生「はい、簡単です。負けてあげてください、これにつきます(笑)」
森内「うちの子どもは小学1年生で、最近将棋を覚えて、たまにやるんですけど、私はほとんど負けてます。妻も少しやるんですが勝ってしまうことが多くて、家の中では私が一番弱いことになってます(笑)。将棋が好きな友達ができると続くと思います」
佐藤「うちは娘が3歳なんですけど、ルールは知らないので駒を並べて『お願いします』とお辞儀して終わりですね」
(引用:将棋世界2012年11月号「島研、一夜限りの復活」より)
渡辺明竜王
どうやって子供に将棋を教えてあげればいいですか?
大人が負けてあげる。子供に勝つ喜びを教えてあげるの。
楽しければほっといてもどんどんやるんだから。
●引用:(P.90)(*)将棋の渡辺くん 第2巻
負けてあげたとしても・・・
・・・と、おっしゃる羽生善治三冠・渡辺明竜王ですが、そのお二方のお子さんは、将棋をやっていません。
渡辺竜王に至っては、「大人が負けてあげる」と言っておきながら、自分は失敗しているという始末。
お子さん本人に将棋への興味がなければ、大人がいくら負けてあげても意味がない、ということですね。