羽生善治

実は第1期叡王戦にエントリーしたかった羽生善治三冠


こちらは、羽生善治三冠が第2期叡王戦準決勝で佐藤天彦名人に敗れたあとの、羽生理恵さんのツイートです。

羽生善治三冠の貴重な本音

実は写真嫌いの羽生さんが映っている珍しいツイートですが、それ以上の超貴重情報が詰め込まれています。

羽生善治三冠は将棋界の代表的な存在なので、報道機関を相手にペチャクチャ本音をしゃべりまくるわけにもいきません。

「不屈の棋士」のインタビューでも、「何のソフトを使っているかは言いません」と、口を閉ざしています。

だから「第1期叡王戦に参加したかった」という情報は、奥様でなければ知り得ない羽生さんの本音なのです。

第1期叡王戦にエントリーしなかった理由

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そもそもなぜ、羽生三冠は第1期叡王戦にエントリーしなかったのか?

羽生三冠は同著でその理由として、「スケジュール的に厳しかった」と答えています。

- 第1期叡王戦にエントリーしなかった理由を教えてください。

羽生 エントリー制自体が将棋界では珍しい制度なので、どうしようかと悩んだのですが、名人戦を初めとしてタイトル戦のスケジュールが詰まっていたので、今回はいいかな、という感じでした。

- 公式戦のスケジュールが一番大きな理由ですか?

羽生 そうですねぇ。現状でも、やりくりするのが大変なので。ただ全棋士参加にしてしまえば選択の余地はありませんでしたが。

●引用:(P.42)不屈の棋士

著者の大川慎太郎氏はあとがきで、「スケジュールの都合で参加しないのなら、今後も参加することはないだろう(意訳)」と予想していたことを明かしています。

なぜなら、羽生さんはいつだって複数のタイトルを保持しているし、挑戦者になる可能性だってあるため、スケジュールの都合がつくあてがないからです。

羽生三冠の好奇心

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(画像:棋聖戦中継ブログより)

しかし、大川氏の予想に反して、羽生三冠は第2期叡王戦への参加を表明しました。

ただし、その理由はあいまいな感じで答えていました。

羽生棋聖は今月25日に行われる叡王戦の初戦を前に、「ソフトの力は毎年確実に向上している。いまの将棋界の状況や関係者の思い、技術の進歩などを総合して自分で決めました」と初参戦の理由を明かした。

(引用:産経ニュースより)

この1年で羽生三冠のスケジュールが急にラクになったわけでもなく、「もろもろを総合して決めた」とはつまり、何も言っていないのと同じです。

でも、そもそも出たかったというのなら納得です。

相変わらずスケジュールは厳しいけど、それは覚悟の上。

根本の理由は、「出たい棋戦に出ると決めた」だけのことです。

46歳になった今でも、自分が知らない世界への興味が尽きない羽生三冠。

好奇心に勝る都合など、この世に存在しないのです。

-羽生善治