加藤一二三 森内俊之

超一流棋士の発想 カレーや鰻重を食べ続ける棋士がいる理由

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【森内俊之九段】
(画像引用:竜王戦中継ブログより)

2013年、竜王を9連覇していた渡辺明竜王から竜王位を奪取した森内俊之名人(当時)。

そのとき、森内名人がやたらとカレーを注文することが話題になり、ついには森内名人とカレーを食べるイベントまで開催されました。

考えないために考える

毎度毎度、同じメニューを食べ続ける。

一般人から見れば、奇異に映るこの選択も、超一流棋士ならではの理由がありました。

この竜王戦において、私は2日目の昼食は全てカレーを選ぶことにしていた。

理由はとても簡単だ。カレーが好きだということと、どこで食べてもおいしいということ。

そして、緊張感の高まる2日目の昼にメニューのことであれこれと悩みたくないというものだ。

カレーさえ選んでおけば、まず間違いはない。

●引用:覆す力

普通は考えないところまで考えが至り、考えないために考えているのが超一流棋士の思考回路。

目の前の将棋に勝つために、常勝の者は「ここまでやるか」というくらいにやる。

だから、勝てる。

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【加藤一二三九段】
(画像引用:NEWSポストセブンより)

参考として、もう一方。

「同じメニューを食べ続ける」派の重鎮ともいえる存在が、ご存知「ひふみん」こと加藤一二三九段。

若い頃から偏食家で、70歳を超えた今でも定食2人前をペロリと平らげる食欲と体力の持ち主です。

森内九段と加藤九段で食べているものは違いますが、思考回路は同じです。

Q.61 鰻重、天ぷら定食、寿司など同じものを長期間食べ続けるのはどうして?

A.61 おいしく食べている。決めていると余分なことを考えずに済む。その日考えると結構迷うかも。

引用:将棋世界Special.vol4「加藤一二三」

超一流棋士の発想

将棋とは頭脳競技。

「1日中、脳みそをフル回転させて勝敗を競っているのだから、些細なことに頭を使っていられない」という、よくよく考えれば至極まっとうな理由。

「考えないために」考えている。

超一流棋士になるほどの人間だと、まず発想からして違うということです。

-加藤一二三, 森内俊之