対局アプリ

対局相手が身近にいなくても、1人でも将棋ができるようになった今の時代

人と人が向かい合って指す将棋だが

ネットで指すこともできる

将棋が「人と人が向かい合って指す」頭脳競技であるということは、相手がいなければそもそも将棋を指すことができないということ。

修業時代の藤井猛九段(1970年生まれ)はまさにその状態で、ひたすら本とテレビで将棋の知識を得ていたそうです。

他人とは違う鍛え方をしたことが、あの卓越した独創性の源泉になっているのかもしれません。

ネット将棋の隆盛

藤井九段の修業時代は1980年代のことなので、当時はまだインターネットはありません。

インターネットが普及し、それが存在することが当たり前になっています。

むしろ地方在住の棋士志望者がネット将棋で腕を磨いてプロになった、という時代になりました。

そのネット将棋の代表的存在が「将棋倶楽部24」というサイトで、現在は日本将棋連盟が直接運営しています。

若手時代の渡辺明竜王も始め、プロもアマチュアに混じって指していると言われています。

なんといっても登録者が多いので、対局相手に困らないのが素晴らしい。

「対局相手に困らない」というのは、「いつログインしても相手がいる」のはもちろん、「同じくらいの棋力の人が揃っている」ということ。

将棋は、同じくらいの棋力の人同士が、抜きつ抜かれつしながら切磋琢磨するのが、最も上達のスピードが早く、そして何より面白い。

スマホの普及 対局アプリの登場

2010年ごろから日本でも普及しだし、今となっては持っていない人を探すのが難しいくらいのスマートフォン。

スマホのおかげで誰もが常時ネットに接続できるデバイスを持ったことにより、ネット将棋も新たな時代を迎えます。

最近になって人気が出てきたのが「将棋ウォーズ」というスマホアプリ。

コチラの特徴は「3分切れ負け」「10分切れ負け」「1手10秒」の、超早指しルールが目玉。

1日3局までなら無料で対局ができ、月額500円を課金すればいくらでも指せます。

同じように早指しがルールの「将棋クエスト」というアプリもあり、こちらはどれだけ指しても無料なのがウリです。

サクサク指せるので空き時間の暇つぶしにはかなり有意義ですし、むしろハマってしまえば将棋を指すために空き時間を探すようになります。

1人でも将棋が指せる時代

将棋は老若男女問わず、対等な立場で真剣勝負を楽しめるゲームですが、「そもそも相手がいないと勝負にならない」という欠点がありました。

ネットの無い時代なら、将棋に興味を持ったけど、周りに指せる人がいなくて次第に将棋から遠ざかってしまった・・・という人もいたことでしょう。

でも、いまはそんな不合理がまかりとおる時代ではないのです。

たとえあなたの目の前に将棋を指せる人がいなくても、諦める必要はありません。

ネットを通じて、数多のライバルたちがあなたの挑戦を待ち受けています。

当記事の画像出典一覧

将棋の渡辺くん 第1巻

  • 1枚目・2枚目:P124
  • 3枚目:P125

-対局アプリ