将棋漫画

3月のライオン作者・羽海野チカさんのプロの取材

羽生善治三冠が家族一同ともに大好きな3月のライオン。→3月のライオンが好きな羽生善治三冠

3月のライオンはヤングアニマルで連載され、単行本は12巻まで出版されています(2016年12月現在)。

今年はアニメ化、来年は映画化と話題に事欠きません。

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3月のライオンの監修・先崎学九段

(画像:倉敷藤花戦中継ブログより)

そして、その国民的大ヒット漫画の監修を務めるのは、A級2期の実績を持つ先崎学九段。

3月のライオンは対局描写も頻繁に出てくるため、その監修のために必要とされているのです。

先崎九段は棋界の語り部としても才能を発揮し、「一歩竜王」などの名観戦記を世に出しました。

その先崎九段の数ある著書の中で、「週刊将棋」で連載していた文章を再編した「今宵、あの頃のバーで 」という書籍があります。

そこに、「3月のライオン」作者にプロの取材を見るという、作者の羽海野チカさんとの出会いのときの様子が書かれています。

プロは細かいところまで見逃さない

はじめて羽海野さんにお会いしたのは2005年の春である。
最初、新宿の喫茶店で顔を合わせた時、「次は将棋漫画をと思っています」といわれ、私は驚いたものだった。
正直にいえばどぎまぎした。それは、大人気少女漫画の口から出ることばとしては、実に意外なものだった。
それだけではない。目の前にちょこんと座ってる控えめな女性が、何故勝負の世界に興味を持ったのかというのが不思議だった。
3月のライオンの連載が始まる直前、羽海野さんは将棋会館まで取材に出向かれたそうです。
見ていると、実に細かい部分を撮っているのである。
控室の風景や乱雑に重ねられている将棋盤はもちろん、トイレの中とか、給湯室など、裏側ともいえる部分のほうをむしろ熱心に撮っていた。
果ては灰皿の中の煙草や出前の食器がのったお盆まで。
私は、これがプロの取材というものなんだ、と思って感動した。

殆どの人は、将棋会館に行ったことはないでしょう。

細かいところは適当に誤魔化しても、誰も気にしないと思いますが、プロは妥協しないのですね。

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何かを取り戻していく優しい物語

3月のライオンは、人々が「何かを取り戻していく優しい物語」です。

プロの取材が活かされた、国民的マンガを是非一読してみてください。

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