佐藤康光

佐藤康光九段が日本将棋連盟の新会長に就任

2017/04/11

会長職を辞任した谷川浩司九段の後を引き継ぎ、佐藤康光九段が日本将棋連盟の新会長に就任しました。

日本将棋連盟は6日、臨時総会と理事会を開き、三浦弘行九段(42)のコンピューターソフト不正使用疑惑を巡る一連の混乱の責任を取って辞任した谷川浩司会長(54)の後任に佐藤康光九段(47)を選んだ。

佐藤新会長は同日、東京都渋谷区の将棋会館で記者会見を開き、「将棋界の信頼回復に全力で努めていく」と述べた。

谷川前会長の残り期間を引き継ぐため、任期は今年6月までとなる。

(引用:日本経済新聞より)

佐藤康光九段は名人2期を筆頭に、通算タイトル獲得13期(歴代7位)を誇る羽生世代の代表的棋士。

永世棋聖の資格も持っており、歴代会長が持つ実績にもひけをとりません。

新会長・佐藤康光九段

(引用:日本経済新聞より)

康光九段は元々棋士会会長を務めていましたが、理事選に立候補するにあたり、まえもって棋士会会長を辞任していました。

記者会見では、今年1月に谷川前会長から会長職を引き継いでもらえるよう要請されていたことを明かしました。

記者会見で佐藤新会長は「将棋界の信頼回復に全力で取り組みたい」と話した。一連の騒動を巡って問題視された対局規定の整備の遅れや連盟の組織のあり方については、「時代に即して改めるべきところは変え、残すべきところは残したい」と述べた。

1月に谷川前会長から体調不良を告げられ、後継を務めるよう打診があったという。

(引用:朝日新聞より)

そして、棋士会会長としての役割を果たせなかったことを反省し、個人的に三浦弘行九段に謝罪していたことも明かしました。

また、棋士会の会長を1月まで務めたことから「棋士の意見を早めに集約して(連盟に)説明していればもう少し違っていたかも知れない」と反省を述べ、私的に三浦九段と会い、直接わびたことを明かした。

(引用:朝日新聞より)

言わなくてもいいことを堂々と明かしているあたり、康光新会長の責任感の強さが伺えます。

また、谷川前会長ととともに辞任した島朗九段の代わりに、井上慶太九段が新理事に選ばれています。

収束まではまだまだ

また、谷川前会長と同時に辞任したのは島朗・前常務理事だけですが、それだけでは事態が収束するわけではないようです。

その2人を除く、5人の専務・常務理事の解任を求める請求があり、27日に再び臨時総会を開催することも決まっています。

この日、棋士の一部から谷川前会長と、同時に辞任した島朗・前常務理事(53)を除く5人の専務・常務理事の解任を求める請求があり、27日に再び臨時総会を開催することも決まった。

(引用:日本経済新聞より)

日本経済新聞では「一部の棋士」とだけ報道されていますが、毎日新聞では、その数が28人であると報道されています。

-佐藤康光