三浦弘行

三浦弘行九段が「あいつだけは許せない」と語る、騒動の黒幕的人物

2017/02/14

(画像:時事ドットコムより)

第三者委員会により、晴れてその無実が証明された三浦弘行九段。

将棋世界2017年3月号には「第三者調査委員会の報告を受けて」と題した文章が掲載され、さらには一連の責任をとるかたちで谷川浩司九段が会長を辞任しました。

2月13日には羽生善治三冠との復帰戦が控えている三浦九段。

その三浦九段がiRONNAというネットメディアで、今回の騒動の内幕を明かしています。

あいつだけは許せない

その記事の題名もズバリ、「あいつだけは許せない」

その「あいつ」とは誰かというと、観戦記者の小暮克洋氏です。

連盟も今回の騒動で大変な被害を被ったと思うんですけど、ただやっぱり悪意を持って、私のことや将棋界全体を苦しめた一部のメディアと一部の棋士、そして私が不正をしているという噂をまき散らし将棋界を無茶苦茶にした観戦記者の小暮克洋氏だけは、許せないという気持ちはありますね。

私の場合、渡辺明竜王との対局直前に「週刊文春」が疑惑を報道するとの情報が飛び回り、連盟が急きょ出場停止処分を下しました。

この文春報道が私の人生を狂わせるきっかけになったのは紛れもない事実です。

(引用:「どうしても言いたいことがある」 三浦九段が初めて語った騒動の内幕より)

小暮氏は観戦記者の中では有名な方で、将棋世界2017年3月号でも第29期竜王戦最終局の観戦記を担当しています。

今回の騒動の発端となったのが、週刊文春(10月27日号)によるスクープでした。

「悪意を持って、私のことや将棋界全体を苦しめた一部のメディアと一部の棋士」にも当然怒りの矛先が向いていますが、小暮克洋氏に関しては、実名で名指ししているのでコレは相当のものです。

一連の問題の黒幕を昨年から把握していた田丸昇九段

三浦九段は小暮氏が「私が不正をしているという噂をまき散らし」たことを明かしています。

残念ながら、それ以上深くは明かされてはいないので、小暮氏がどこまで騒動の要因となったかは現時点ではわかりません。

が、この記事が世に出たのとほぼ時を同じくして、田丸昇九段が自身のブログで「小暮氏が一連の問題の黒幕であるということを昨年から把握」していたことを記事にしています。

ところで2月7日にネット上で、三浦九段が一連の問題の内幕を語った「あいつだけは許さない」という小見出しがある記事(iRONNA編集部)が掲載され、その中には小見出しの対象者とおぼしき観戦記者の実名が出ていました。

じつは私は西村九段からの話を通じて、その観戦記者が一連の問題の黒幕であるということを昨年から把握していました。

今後は真相を究明するために、もっと迫っていくつもりです。

(引用:佐藤康光九段が将棋連盟の会長に就任した2月6日の臨時総会の模様より)

田丸九段は週刊SPA!11/1号(10/25発売、つまり三浦九段の無実が証明されるよりも前)で三浦九段を擁護していました。

そんな前から問題の所在を把握していたとは、だからあれだけ堂々と三浦九段を擁護できたわけですね。

悪手が悪手を呼ぶ

竜王戦の開幕直前になって挑戦者が変更され、三浦九段が出場停止処分にされ、結局疑惑は冤罪で三浦九段は無実。

その責任をとって谷川浩司九段と島朗九段が理事職を辞任し、残る5人の理事の解任決議がまだ今月末に控えています。

そして佐藤康光新会長のもと再出発を期した矢先に、黒幕と思しき人物の存在が浮上。

まったく次から次へと問題が連鎖的に発生していって、悪い意味での話題にも事欠かない状態の将棋界。

是非とも真相の究明に期待したいです。

-三浦弘行