渡辺明

渡辺明竜王が3ヶ月ぶりにブログを更新!

昨年11月にブログの更新を停止した渡辺明竜王が、3ヶ月ぶりにブログを更新しました。

一連の騒動について、改めてお詫びする内容になっています。

結果的に間違っていた告発

(画像:竜王戦中継ブログより)

昨年10月、「将棋連盟にとって最悪の展開」を回避するために、渡辺竜王が内部告発に踏み切りました。

次に今回の自分の行動意図について。10月上旬の時点で放っておいても三浦九段に対する報道が出る可能性が高いことを知りました。

このまま竜王戦に入れば七番勝負が中断になる可能性もありますし、将棋連盟にとって最悪の展開は後に隠していたと言われることです。

七番勝負が始まってから対応するのでは遅いので、この状況を常務会に報告。

報道が出ることを知っていながら放置して最悪の状況を迎えるリスクを取るか、事前に三浦九段に話を聞くかのどちらかしかないわけで、後者を選ぶまでは止むを得なかった思います。

三浦九段の対局中の行動及び、棋譜の観点からも疑問が生じている(ソフト指しがあったと断定はしていない)ことから、常務会が竜王戦の開幕前に三浦九段に話を聞く、までが自分の行動意図です。

常務会が三浦九段を呼んだ時点で自分の行動意図は達成しているので、これ以降は自分の意思が反映されることはありません。

(引用:渡辺明ブログより)

しかし、結局は三浦弘行九段が不正を行っていたことを裏付ける証拠は見つかりませんでした。

竜王戦就位式で謝罪

それを受けて、第29期竜王戦就位式で謝罪の弁を述べています。

七番勝負の直前というタイミングでメディアの取材に応じたことにより、三浦九段と読売新聞社様、将棋ファンの皆様にご迷惑をおかけしました。

この間、お騒がせしたことを申し訳なく思います。

(引用:第29期竜王就位式レポートより)

三浦九段へ不当な処分を科したのは連盟の理事会ですが、そのきっかけを作る結果になりました。

谷川浩司九段の兄・谷川俊昭氏が渡辺竜王への適正な処分が下るよう運動するなど、今は辛い立場に居ることだと思われます。

まぁでも、黒幕と思しき存在が浮上してきたので、この後の展開次第では渡辺竜王の立場も幾らかは回復するかもしれません。

この3ヶ月の戦績

(画像:棋王戦中継ブログより)

史上稀に見るスキャンダルの渦中にいた第29期竜王戦は、渡辺竜王が丸山忠久九段を4勝3敗で下して防衛に成功しています。

ブログの更新を停止した第3局時点では1勝2敗と負け越し、3勝2敗で迎えた第6局は完敗を喫するなど、安定感に欠けたシリーズでしたが、最終局で踏み止まっています。

A級順位戦ではすでに挑戦権は逃してしますが、第8局でそれまで7連勝していた稲葉陽八段に初黒星をつけ、同時に5勝3敗で勝ち越しを決めています。

自身より10歳年下の千田翔太六段を挑戦者として迎えた第42期棋王戦では、第1局を落として黒星スタート。

永世棋王の資格を得る千載一遇のチャンスなのですが、いきなり黄色信号が灯っています。

-渡辺明