佐藤天彦 加藤一二三

元名人・加藤一二三 VS 現役名人・佐藤天彦 50年の時をつなぐ名勝負

2017年2月8日、第88期棋聖戦二次予選が行われ、佐藤天彦名人が加藤一二三九段に勝ちました。

この将棋は、将棋史上初の通算2500対局を実現したひふみんの2501局目。

ひふみんは77歳になった今でも「名人時代より遥かに勉強している(将棋世界2017年3月号)」らしく、将棋への情熱は決して衰えることはありません。

名人のお株を奪う横歩取り

本局では天彦名人の十八番である横歩取りを採用しましたが、残念ながら結果は残せませんでした。

以下、天彦名人による本局の振り返りツイート。

残念ながら、ひふみんのtwitterには本局に関するつぶやきがありません。

ひふみんは勝った将棋しかつぶやいてくれないのです・・・。

ひふみんの輝かしい棋歴


ひふみんは1982年、第40期名人戦で中原誠十六世名人を破って悲願の名人位に就きました。

このシリーズは後に「十番勝負」と呼ばれる名人戦史に残る激戦となり、千日手が2局・持将棋が1局を挟んでフルセットの勝負となりました。

このとき、ひふみんは42歳。

20歳で最初に名人戦挑戦者になって以来、実に22年越しの宿願を果たし、実力制第六代名人として将棋史にその名を刻みました。

50年の時をつなぐ名勝負

加藤一二三九段は1940年1月1日生まれの77歳、天彦名人は1988年1月16日生まれの29歳。

その年齢差は実に48歳で、元名人と現役名人によるおよそ半世紀の時をつなぐ対局が実現しました。

昨年12月24日に藤井聡太四段との直接対決が実現して社会的に注目を集めました。

今年度末を以ての引退が決まっているひふみんですが、最後の最後まで話題を提供してくれるのは、さすが「神武以来の天才」と称された名棋士です。

-佐藤天彦, 加藤一二三