佐藤康光 森内俊之

将棋連盟理事選、森内俊之九段・佐藤康光九段を始め10人が立候補

2017年度からフリークラスに転出した森内俊之九段が立候補した今回の理事選

立候補期間だった4月10・11日を過ぎ、最終的に10人の棋士・女流棋士が名乗りをあげました。

選挙によって選出される理事の枠は関東5、関西2の計7人。

関東では森内俊之九段(46)、森下卓九段(50)、清水市代女流六段(48)、田中寅彦九段(59)、鈴木大介九段(42)、瀬川晶司五段(47)、佐藤康光九段(47=現会長)の7人。

関西では小林健二九段(60)、脇謙二八段(56)、井上慶太九段(53=現理事)の3人が立候補した=いずれも届け出順=。

(引用:将棋連盟理事選に元サラリーマン棋士の瀬川五段が立候補より)

現職の理事の立候補は、佐藤康光九段(会長)と井上慶太九段(理事)のみ。

しかもこの2名は谷川浩司九段と島朗九段が辞任した際に急遽選ばれた方々ですから、実質的には理事会のメンバーが総入れ替えになるわけです。

4月27日に予備選、5月29日の通常総会で新理事7人が正式に承認

以後のスケジュールは以下の通り。

日本将棋連盟の理事選挙の立候補受け付けが11日、締め切られ、現会長の佐藤康光九段のほか、3月に順位戦を指さない「フリークラス」への転出を決めた森内俊之九段や、女流タイトルの最多獲得記録を持つ清水市代女流六段ら計10人が届け出た。

4月27日に予備選が実施され、5月29日の通常総会で新理事7人が正式に承認される。

(引用:将棋連盟理事選に10人届け出 森内九段、清水女流六段らより)

田丸昇九段のブログに、将棋界の選挙制度が少し詳しく解説されています。

2011年に将棋連盟が公益社団法人に認可されて以来、理事の選挙制度は少し変わりました。以前は通常総会の当日に理事選挙(2年に1回)が行われました。現行は総会の1ヵ月前に「予備選挙」を行って常務理事を選び、総会で拍手をもって承認される形式です。常務会が推薦した非常勤理事、外部理事、監事は予備選挙の日に「信任投票」が行われ、投票総数(不在者投票を含む)の過半数で承認されます。

常務理事の選挙は、定数(東京5人・関西2人)の連記制です。東西の将棋会館で投票が行われた後、投票用紙に書かれた立候補者の名前を1人ずつ読み上げ、ホワイトボードに「正」の字を書き足していきます。これらの作業は新四段たちが務めるのが恒例です。出席した棋士たちは、ホワイトボードに書かれた「正」の字の数を見て、「Aはダントツで1位」「Bはぎりぎり昇級」「Cは降級圏内」などと、順位戦の昇降級争いに見立てて予想します。そして東西の票数を合わせて当選者が決まります。

(引用:将棋連盟の理事制度と理事選挙についてより)

森内・佐藤康の二頭立て政権となるのか、清水市代女流六段が女流棋士として初めて理事になるのか、サラリーマン経験のある瀬川晶司五段はどうなるのかなど。

これまでとは打って変わって、興味の尽きない選挙になりそうです。

-佐藤康光, 森内俊之