ネット中継将棋観戦記

【新人王戦】 山本博志三段が阿部光瑠六段に勝ってベスト16

2017/04/14

4月12日(水) 第48期新人王戦

▲山本博志三段 対 △阿部光瑠六段

171手までで山本博志三段の勝ち

https://www.shogi.or.jp/match/shinjin/48/index.html

山本博志三段が阿部光瑠六段に勝ってベスト16に進出。

16人中奨励会三段が4人、アマが1人。

プロと奨励会員とアマに、実力差はほとんどないことが垣間見れるトーナメント結果になっています。

本局の概要

(*日本将棋連盟モバイルよりスクリーンショットで作成)

先手の山本三段の初手▲7八飛戦法から、普通の三間飛車対居飛車の対抗型に合流。

後手が銀冠から穴熊に組み替えている間に、先手が5筋に振り直して中央から捌く。

振り飛車に攻めさせて、居飛車は穴熊の堅さを頼りにカウンターを狙う、典型的な対抗型の将棋になる。

先手は飛車を切って銀冠穴熊の弱点である玉頭から上手く手をつなげ、後手陣の金駒を削っていく。

しかし後手も容易には決め手を与えず、端に嫌みをつけたり竜を自陣に引きつけたりしてしぶとく粘ります。

長引くと流れが傾きかねない形勢の中、先手は2枚の角をすべてぶった切る決断の寄せで後手玉を受け無しに追い込む。

先手玉を詰ますしかなくなった後手は最後の王手ラッシュをかけるも、それをかわしきった先手が制勝。

穴熊の暴力に屈しなかった、振り飛車の鑑のような将棋でした。

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