ネット中継将棋観戦記

【竜王戦】 藤井聡太四段がプロデビュー12連勝! 本戦出場まではあと2勝 【予選6組】

2017/04/14

4月13日(木)▲藤井聡太四段 対 △星野良生四段

127手までで藤井聡太四段の勝ち


https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/30/6hon.html

藤井聡太四段が勝ち、プロデビューからの連勝記録を12に伸ばしました。

さらに竜王戦6組でもベスト4にまで勝ち上がり、あと2勝で6組優勝(=本戦出場)というところまで来ています。

内容的にも圧巻のひとことで、本日発売の週刊文春(2017年4/20日号)で屋敷伸之九段が「強い勝ち方をしています」と語っているのも然り、という将棋でした。

本局の概要

(*日本将棋連盟モバイルよりスクリーンショットで作成)

藤井聡太四段が先手で得意の角換わりに誘ったのに対し、後手の星野四段は角交換を拒否。

さらに先手に2筋の歩をあえて切らせ、銀桂を動員して、角のラインを頼りに玉頭から仕掛けを見せるという独自の研究で対抗します。

しかし、この構想はどうも無理があったらしく、後手から仕掛けたのではありません。

藤井四段があえて誘いの隙を作って(53手目▲5九角)仕掛けさせる、という形で戦端が開きます。

わざわざ仕掛けさせただけあって、後手の攻めは大した戦果を得られませんでした。

後手の仕掛けを一段落させたあと、先手は右辺の守りに割いていた右金を手順に矢倉にくっつけるなど、味のいい手を続けて指しやすさをキープします。

夕食休憩後、3四にポッカリ開いた空間に、桂馬を打つ筋中心の組み立てがハマって、形勢が大きく先手に傾きます。

その後の寄せも、自玉の安全度の見切りも完璧で、気がつけば持ち時間を2時間以上余してきっちり一手勝ち。

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