ネット中継将棋観戦記

【竜王戦】 久保王将と阿部健七段が勝ち、1組4位まであと1勝 【1組出決】

2017/04/14

4月13日(木)第30期竜王戦1組(4位)出場者決定戦

久保利明王将 対 △郷田真隆九段

→ 77手までで久保利明王将の勝ち

▲屋敷伸之九段 対 △阿部健治郎七段

→ 74手までで阿部健治郎七段の勝ち

https://www.shogi.or.jp/match/ryuuou/30/1hon.html

久保利明王将と阿部健治郎七段がそれぞれ、郷田真隆九段と屋敷伸之九段に勝ちました。

次局でその両者が戦って、勝った方が1組4位で本戦出場です。

本局の概要

1組4位出場者決定戦の本日の2局は、いずれも短手数での決着となりました。

そしていずれの将棋も、ド派手な手が決め手となった投了図です。

▲久保利明王将 対 △郷田真隆九段

(*日本将棋連盟モバイルよりスクリーンショットで作成)

1か月前、第66期王将戦七番勝負を戦った者同士が、棋戦を変えて再び相見えます。

戦型はもちろん久保王将の先手中飛車に、郷田九段は居飛車で対抗。

角交換後、久保王将が向かい飛車に振り直し、飛車交換を迫って戦端が開かれる。

互いにちょっとずつ得を積み重ねた後、それまでのチマチマした手が大爆発したかのように飛車角総交換になり、一気に終盤へ。

お互いに飛車を打ち下ろした後、先手が龍を封じ込めたのが好着想で、攻めの速度で後手を上回ります。

最後は派手な決め手が出て、久保王将が昨年度の王将戦と順位戦に続いて郷田九段を下ろしました。

▲屋敷伸之九段 対 △阿部健治郎七段

(*日本将棋連盟モバイルよりスクリーンショットで作成)

阿部健七段は左美濃急戦と見せかけて、右銀を素早く4段目に持ってきて、飛車も5筋に転進させる意欲的な構想を披露。

こういう序盤早々の直線的な攻めは普通は決まらないとしたものですが、本局は例外的に炸裂しました。

74手という総手数がそれを物語っていて、屋敷九段はほとんど為す術がありませんでした。

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