ネット中継将棋観戦記

斎藤慎太郎七段と糸谷哲郎八段 かつて共著を出版した者同士が棋聖戦挑戦者決定戦に進出

羽生善治棋聖への挑戦者を決める第88期棋聖戦決勝トーナメントもいよいよ大詰め。

斎藤慎太郎七段(23歳)と糸谷哲郎八段(28歳)がそれぞれ挑戦者決定戦に進出し、どちらが勝っても棋聖戦初挑戦となります。

挑戦者決定戦は4月25日(火)に行われ、その日に全てが決まります。

昨期に続いて20代棋士が羽生棋聖に挑む

斎藤七段は森内俊之九段・木村一基八段・郷田真隆九段を、糸谷八段は松尾歩八段・広瀬章人八段・佐藤康光九段を破ってきました。

準決勝でともに羽生世代の棋士が敗れているあたりに、世代交代の流れがもはや留めようのない現実だということが反映されている気がします。

昨年度、斎藤七段はB1への昇級を決め、糸谷八段は王座戦挑戦者になりました。

両者ともにいわば昇竜の勢いの若手棋士といえ、昨期の永瀬拓矢六段に続いて20代棋士が羽生棋聖に挑みます。

共著を出版した者同士の挑戦者決定戦

全くの偶然ですが、この2人は昨年夏に「糸谷&斎藤の現代将棋解体新書」という書籍を共著で出版しています。

複数人の若手棋士が定跡書を出版するのはたまにあることですが、その棋士たち同士で挑戦者決定戦を戦うのは珍しいケースといえます。

専門書ゆえに高めの価格設定がなされる定跡書の中でも、けっこう高い部類の書籍なので、少しでも安く買いたいならkindle版か中古書店で買うべし。

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