羽生善治

盤外でも発想が柔軟な羽生善治三冠

2017/07/01

羽生善治三冠と親しい、チェス全日本チャンピオン・小島慎也氏のTwitterより。

将棋でいうところの「研究会」と思われる、強豪チェスプレーヤーの集い。

元々4人でするはずだったトレーニングが、急遽1人欠席になり、3人しか集まらず。

このままだと、2人が対局すれば1人余って待ちぼうけ。

コロンブスの卵

その問題を解決したのが、羽生善治三冠の妙案。

3人とも2面指しをするという、言われてみれば納得のコロンブスの卵的な解決策。

普通なら、多面指しをするのは駒落ちの上手、つまり指導対局のときです。

なので同格(しかもチェス日本トップクラス)同士の練習対局で、2面指しをするというアイデアは思いつきにくいのです。

余談ですが、将棋棋士の研究会では休むときには代打を立て、何がなんでも偶数にする模様(出典:将棋の渡辺くん(1) P.68より)。

固定観念に囚われない

将棋やチェスは「1 vs 1でするもの」という発想は当たり前であり、そもそもそういうルールです。

しかし、何事も「当たり前」で終わらせていると、それは固定観念となる。

固定観念に囚われないのが羽生将棋の強さの根源なのですが、発想の柔軟さは盤外でも健在なのです。

-羽生善治