将棋連盟の予備選挙、佐藤康光九段・森内俊之九段・清水市代女流六段ら7名が選出
将棋連盟の予備選の投開票結果が出ました。
【関東】
佐藤康光九段 森内俊之九段 森下卓九段 鈴木大介九段 清水市代女流六段
【関西】
井上慶太九段 脇謙二八段
5月の通常総会で正式に決定となります。— 村瀬信也 (@murase_yodan) 2017年4月27日
会長は正会員の投票ではなく、理事の互選によって選出されますが、佐藤康光九段がそのまま続行する見通しです。
選挙によって選出される理事の枠は関東5、関西2の計7人。立候補者は関東7、関西3の計10人だった。
当選した7人は、5月29日の通常総会で正式に承認された後、就任する。同時に、理事の互選によって会長を選出するが、2月に就任した佐藤現会長が留任する見込みだ。
(引用:森内九段、清水女流六段らが将棋連盟新理事就任へより)
2017年度からフリークラスに転出していた森内俊之九段も無事当選しました。
森内九段は十八世名人の資格を持つが、前期順位戦で最上位のA級から初の降級となり、「自分の生き方は自分で決める」と、永世名人有資格者ゆえの決断で3月末、順位戦は指さないフリークラスに転出。
今後は運営面に携わりながら「名人以外のタイトルを目指す」と話した。
中原・米長政権以来の、超一流棋士同士による二頭立て政権の誕生です。
女流棋士として初の常務理事に選出された、清水市代女流六段のコメントはこちら(↓)。
選出された7名の理事はいずれも、「予備」選挙という名称が示す通り、5月29日の通常総会で正式に承認されます。