藤井聡太

藤井聡太四段がノンストップで順位戦を勝ち上がれば、10代で名人になれる可能性がある

2017/11/11

昨年10月1日付で四段昇段を果たした少年は、今年度からいよいよ順位戦に参加します。

すでに組み合わせは決定しており、初陣の相手は瀬川晶司五段。

史上最年少でプロになった14歳と、一度はプロへの道を断たれた元サラリーマン棋士。

お互いに異色の棋歴であり、正反対の棋歴を持つ者同士が相見えるあたりに、藤井聡太四段の持つスター性が感じられます。

最年少名人記録を塗り替える可能性


順位戦を勝ち上がった先には、将棋界で最も歴史のあるタイトル「名人」があります。

最年少で名人になったのはご存知、当時21歳の谷川浩司九段(現在55歳)。

順位戦は1年をかけて昇級を競う制度上、名人になれるのは最短でも5年かかります。

しかもその昇級枠そのものが狭き門ですから、最年少名人記録は今後も破られることはないとも言われているのですが、この天才少年にとっては話は別。

藤井四段にはこの記録を塗り替えるどころか、10代のうちに名人になれる可能性があるのです。

名人までの最速スケジュール

藤井四段が全組を1期で突破できれば、2022年に19歳で名人への挑戦権を得る。

藤井四段の前に中学2年でプロになった谷川浩司九段(55)は、1期足踏みしただけで、史上最年少の21歳で名人になった。

一時の勢いだけでは取れない棋界最高峰のタイトルへ、若き天才が間もなくその第一歩を踏み出す。

(引用:藤井四段が挑む、容易ならざる名人への道…最速なら22年に19歳で挑戦権より)

藤井四段は2002年7月19日生まれなので、あと2ヶ月ほど15歳になります。

今期から毎年連続で1期抜けしていけば、以下のように、2022年度末に挑戦権を得られます。

年度 所属 年齢 開催期間
2017 76 C級2組 15 2017年6月~2018年3月
2018 77 C級1組 16 2018年6月~2019年3月
2019 78 B級2組 17 2019年6月~2020年3月
2020 79 B級1組 18 2020年6月~2021年3月
2021 80 A級 19 2021年6月~2022年3月

名人戦は例年4月から始まって、フルセットにもつれ込んだとしても6月いっぱいまで。

20歳になる直前、2022年の5月か6月に、ギリギリ10代のうちに名人になれます。

仮にどこかで1年足踏みしたとしても、1年だけなら谷川浩司九段の持つ最年少名人記録は塗り替えられます。

-藤井聡太