藤井聡太

将棋界は今や、藤井聡太四段を中心に回っている

タイトル戦などの例外はありますが、将棋界では普通、対局は平日に行われます。

しかし、日本中が注目する第30期竜王戦決勝トーナメント2回戦(佐々木勇気五段vs藤井聡太四段)は、7月2日(日)に行われます。

竜王戦決勝トーナメントというそこそこ大きい勝負とはいえ、タイトル戦でもない対局がなぜ休日に行われるのでしょうか?

学業優先への配慮

(画像:竜王戦中継ブログより)

その理由は、藤井聡太四段が「史上5人目の中学生棋士」であるがゆえです。

藤井聡太四段はまだ14歳の少年であり、正確には、来月19日にめでたく15歳の誕生日を迎えます。

つまり、いくらスーパースターとはいえ、まだ義務教育中の身なのです。

伸びる連勝に棋界初と呼べそうな対応を迫られた。タイトル戦以外は通常、平日に組まれる対局。

藤井も土曜日だった昨年12月24日、加藤一二三・九段(77)とのデビュー戦など2日以外は平日対局をこなしてきた。

ところが勝つと対局過多になるのが棋士の宿命。

例えば本社主催の王将戦予選はトーナメント戦のため、勝てば当然次局が発生する。今年度の対局数10は全棋士中トップ(2日まで)。

愛知県在住で対局のたびに学校を休んでおり「土日対局についてより積極的に検討していく」と佐藤は方針を示した。

(引用:藤井シフトで支援 連勝記録期待も学業優先、土日中心対局へより)

おそらく、すでにそこらのサラリーマンより遥かに稼いでいるとは思いますが、それでも義務教育中の身には変わりないのです。

対局が26日→登校は28日

最多連勝記録を打ち立てた6月26日の対局も平日に行われていて、しかもその後記者会見までしていました。

結局、藤井四段が登校したのは28日になってから。

最多連勝記録を更新したあと、藤井四段は28日、登校したということで、教室で一斉に拍手がおくられ、生徒から祝福されたということです。

(略)

また、プロになり、対局で学校を休む回数が増えていることについては「進級に支障がでるほどの欠席日数ではなく、補習なども考えていない」と述べ、学業への影響はないと話していました。

(引用:将棋 藤井四段が通う中学副校長「授業にいつも集中」より)

というわけで、日本将棋連盟は学業への配慮として、藤井聡太四段の公式戦での対局を、なるべく土日にするようにしているのです。

タクシー送迎まで


さらにさらに、過熱する報道陣対策として、これからしばらくは連盟職員付添いの元、タクシー移動となります。

メディア対策はどうか。棋士は通常、対局のための移動には公共交通機関を使う。

だが、報道陣を考慮し、藤井四段の会場への行き来をタクシー利用に切り替え、職員が同行するようにした。

連盟は「駅との往復で報道陣の行列になると、不測の事態が起きかねないので、報道が沈静化するまでの措置」と説明している。

(引用:藤井四段、未到29連勝 少年に無限の未来 安全優先、タクシー送迎より)

「報道が沈静化するまでの措置」らしいですが、その「報道が沈静化」するのは一体いつになるのだろう?

もはや将棋界は、藤井聡太四段を中心に回っているのです。

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