藤井聡太 都成竜馬

1ヶ月で3度目の対決となった藤井聡太四段と都成竜馬四段

2017/08/06

苦戦の末に本家コーヤン流を破り、順位戦で2連勝を決めた藤井聡太四段。

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(↑)局面図を追加しました。

連勝記録は止まったものの、藤井四段の勝ちっぷりはまだまだ止まる気配はありません。

そして対局過多なスケジュールも相変わらずで、一息入れる暇もなく次の対局は11日(火)、加古川青流戦の都成竜馬四段戦です。

三度相見える

(画像:日本将棋連盟より)

都成竜馬四段は谷川浩司九段を師匠に持つ、阪田三吉から続く天才の系譜を受け継いだ棋士。

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藤井四段と都成四段はなんと、2017年度に入って(それもここ1ヶ月の間に)3度目の顔合わせとなります。

1局目は6月7日(水)の上州YAMADA杯1回戦、2局目は6月10日(土)の叡王戦四段予選。

師匠からは「名を上げてこい」と送りだされましたが、いずれも完敗でした。

(21連勝目と25連勝目を献上した弟子の)都成(竜馬四段)には「こんな(名を上げる)チャンスはめったにないんだから」と告げて送り出しましたが、意識過剰になったのか力を出し切れていませんでした。

(引用:藤井四段の憧れ・谷川浩司九段「最年少でタイトル取る可能性高い」より)

つまり都成四段は、藤井四段の29連勝の内の2勝を献上してしまったのです。

その2局の内容は、将棋世界2017年8月号に簡単な観戦記があるので、気になる方はそちらをご覧ください。

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藤井四段を称える都成四段

都成四段は連敗後、とある企画にて、詰将棋で培われた藤井四段の読みの力を称えました。

詰将棋でつちかわれた「瞬時に先を読みきる力」は、プロ入り後もいかんなく発揮されている。

浦野八段が「彼は読みの映像がクリアじゃないかと思う。頭の中の将棋盤が」と話すと、都成四段も「それは絶対にあると思いますね。そうじゃないと、あんなに早く詰将棋は解けないと思います」と同意した。

(引用:将棋・藤井聡太四段、2度負けた棋士3人が座談会「マンガのような強さ」より)

都成四段のリベンジ宣言

(画像:日本将棋連盟より)

同じ相手に3度も負けるなど棋士のプライドが許さないはずで、都成四段はすでに本人に面と向かってリベンジ宣言をしています

実際、当の藤井四段に向かって、それを告げた棋士もいる。21局目、25局目の対戦相手・都成竜馬四段(27)だ。

「6月7日の1局目の対局は、本当に私の完敗。実力差を感じました。この時は、もう連勝が社会現象になっていて(対局場の)関西将棋会館の外に藤井さんの“出待ち”がたくさんいたんです。このまま外に出たら大変なことになると思って、彼を誘って出前を取り、会館の中でランチをしました。年上の私が話しかけ、藤井さんが相槌を打つという感じでしたが、“次はリベンジしますよ”と言った時には、困った顔、そう、苦笑いをしていましたね」

(引用:敗れた棋士たちが語る「藤井聡太」リベンジ宣言に苦笑い、意外な弱点も?より)

よくよく読むと、リベンジ宣言をしたのが1局目のあとで、その3日後にあっさり2局目も敗れています。

練りに練った作戦、慣れ親しんだ戦法でも敗れている都成四段が、どのような作戦を立てて挑むのでしょうか。

藤井四段が勝って「二度あることは三度ある」となるのか、それとも都成四段がリベンジに成功して「三度目の正直」となるのか。

追記:リベンジの結果藤井聡太四段、凄すぎる逆転劇で14歳最後の対局を制する

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