菅井竜也 藤井聡太

菅井竜也七段 vs 藤井聡太四段 今最も「タイトル保持者に近い男」に挑む超新星

公式戦連勝記録が止まってからも、藤井聡太四段がべらぼうに強いのは相変わらず。

仕切り直しとなった31戦目以降、6戦して5勝1敗で、上州YAMADA杯で若手実力者の三枚堂達也四段(現五段)に負けたのみ。

2017年8月3日現在、26戦24勝2敗(勝率:0.923)という途方もない成績で、対局数・勝数・勝率の三部門全てでトップに立っています。

そして明日8月4日(金)に、いよいよ菅井竜也七段と王将戦一次予選決勝を戦います。

壁となるべき世代

(画像:竜王戦中継ブログより)

30連勝を阻止した、今年23歳の佐々木勇気五段(現六段)は、その終局後のインタビューで「世代の意地」という印象的な言葉を語りました。

藤井四段の連勝を止めた佐々木五段は、対局が決まる前から藤井四段の対局を視察するなど研究した成果が実った。

プレッシャーはあったかと聞かれると「もちろん、プレッシャーは感じましたけど、私たちの世代の意地も、ちょっと見せたいというのはあった。壁になることが出来て良かった」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。

(引用:佐々木五段「壁になること出来た」藤井四段止めたより)

現在25歳の菅井七段もまた、その「壁となるべき世代」の一員であり、さらにその世代の中でも、いわば今最もタイトル保持者に近い男でもあります。

若手棋士の中で最もタイトルに近い男

(画像:王位戦中継ブログより)

菅井七段は2010年に17歳でプロデビューした当時から、将来を嘱望されてきた逸材でした。

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今期の王位戦でついに挑戦者となり、羽生善治王位を相手に圧巻の内容で現在2連勝中。

順位戦でも若くしてB級1組に所属(本当ならA級でもおかしくはない)しており、藤井四段がこれまで対局してきた相手の中では最上位の棋士でもあります。

今までにも「この人なら藤井四段に勝てるのではないか」と期待された若手実力者は数人いましたが、菅井七段はその中でも別格と言っても過言ではありません。

本局は、勝てば第67期王将戦二次予選進出が決まる対局であり、藤井四段はこの強敵に勝たなければいけないのです。

待ち受けるラスボス

(画像:日本将棋連盟より)

今期の王将戦の進行状況は、二次予選出場者がすでにほぼ決まっています。

もし藤井四段が二次予選出場となれば、その決勝でリーグ入りを懸けて羽生善治三冠と戦う可能性が濃厚です。

あくまでも「対局する可能性がある」というだけの話ですが、ついに公式戦が実現しうるところまで藤井四段が登ってきた、ということの証左でもあります。

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