藤井聡太 都成竜馬

都成竜馬四段が非公式戦で藤井聡太四段に一矢報いる

2017/08/06

かすがいキッズ将棋フェスタの公開対局(非公式戦)で、都成竜馬四段が藤井聡太四段に勝ちました。

都成四段はこれまで藤井四段に3戦全敗の憂き目に遭っていたため、なんとか一矢報いたことになります。

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偏った勝敗

藤井四段は公式戦29連勝の新記録を樹立しましたが、そのうちの2勝が都成四段によって献上されています。

この2戦は将棋世界2017年8月号に観戦記がありますが、藤井四段の完勝と言っていい内容でした。

連勝記録が止まった後でも、加古川青流戦でベスト8を懸けて戦い、凄すぎるとしか言いようのない逆転劇で藤井四段が勝っています。

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都成四段の立場からすれば、たった1ヶ月の間に一回り年下の相手に3連敗したわけで、なんとしてもリベンジしなければ、という心情だったはずです。

将棋界は若い方が勝つ世界なので、いったん年下に抜かされてしまうと終わりなのです。

負けられない勝負

(画像:中日新聞より)

そういう過去があっての本局、非公式戦とはいえ、都成四段からすれば是が非でも負けられない勝負でした。

その気合を表すかのように、都成四段は後手番ながら4手目に△3五歩と伸ばし、乱戦辞さずの気概で石田流に構えます。

藤井四段は乱戦を避け、銀冠に組み上げてじっくり戦う方針をとりましたが、石田流本組みからの大捌きを食らい、たちまち駒損が拡がっていきます。

悪くなってからの藤井四段の追い込みも凄まじく、鉄壁のダイヤモンド美濃に食いついて勝負になったかに思われました。

しかし、さすがに差がつきすぎていたので、返す刀で寄せ切られ、逆転には至りませんでした。

公式戦でのリベンジなるか?

(画像:日本将棋連盟より)

こうして藤井四段に見事勝利した都成四段ですが、あくまで本局は非公式戦であり、まだ一矢報いたに過ぎません。

公式戦での両者の次の対局ですが、棋聖戦一次予選でお互いあと1回ずつ勝てば、二次予選進出を懸けて戦うことになります。

-藤井聡太, 都成竜馬