豊島将之

つまずいた豊島将之八段! 王将戦挑決リーグに混戦の気配漂う

久保利明王将への挑戦者を決める、第67期王将戦挑戦者決定リーグもいよいよ大詰め。

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2017年度に入ってから尋常ではない勝ちっぷりな上に、ここまで4連勝していた豊島将之八段で挑戦者はほぼ決まり...と思いきや。

6回戦で糸谷哲郎八段に敗れ、挑戦者決定は最終7回戦に持ち越しとなりました。

豊島八段が「勝てば挑戦権確定」の勝負を落とす

豊島八段が「勝てば挑戦権確定」の勝負を落としたことで、2敗勢にもプレーオフの目が出てきて、王将リーグはにわかに混戦の模様を呈してきました。

さらに同日、深浦康市九段(2勝2敗)が佐藤天彦名人(1勝3敗)に勝ち、3勝2敗となりました。

佐藤天彦名人が一足先に、まさかの陥落決定。

深浦九段は最終局で豊島将之八段との直接対決を控えているので、場合によってはプレーオフ進出もあり得ます。

景色がガラリと変わった

13日までの結果を総合すると、以下の通りです。

奇数人数で抜け番を含むこともあって、進行にバラつきがあってややこしいんですが、整理してみると

(1)最終戦でここまで4-1の豊島八段が勝つと挑戦決定という状況は変わらず。

(2)豊島八段の相手の深浦九段は3-2ながら、順位差があるので勝つとプレーオフ他力。

(3)糸谷八段は最終戦に勝って豊島八段が負けるとプレーオフ進出。

(4)他に今日の渡辺ー斎藤戦の勝者が、最終戦に勝てばプレーオフ他力。

という状況ですかね。「上位2人がプレーオフ」でリーグ入り3名は同順位なので、ちょっと複雑です。

(引用:daichanの小部屋より)

そして14日(火)に、2勝2敗同士の渡辺明竜王と斎藤慎太郎七段が戦い、斎藤七段が勝ちました。

なぜか飛ばされている5回戦の糸谷哲郎八段(3勝2敗)と郷田真隆九段(1勝3敗)の対局は、18日(土)に行われます。

豊島八段が4連勝した時点では、残り6名全員が2敗以上しており、もう決まりかとも思いましたが、1敗しただけで景色がガラリと変わりました。

それでも最も挑戦権に近いのは豊島八段

豊島八段は初黒星を喫したとはいえ、最終局で勝てば文句なく挑戦権獲得です。

仮に最終戦で負けたとしてもプレーオフは確定しているので、豊島八段が最も有利なのは変わりません。

しかし、まだ3人(糸谷・深浦・斎藤)にプレーオフ進出の可能性が残されています。

にわかに混戦の様相を呈してきた王将リーグの最終局は、21日(火)に3局一斉に行われ、全ての決着がつきます。

-豊島将之