藤井聡太

50年ぶりの最高勝率記録更新がいよいよ現実味を帯びてきた藤井聡太四段

11月2日(木)の順位戦6回戦以来、しばらく対局がなかった藤井聡太四段。

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ですが下旬に入ってまた、対局が続々と立てこむようになりました。

11月下旬からの対局ラッシュ

(画像:藤井四段、王座戦で平藤七段と対局 勝てば通算50勝より)

11/21(火)

第66期王座戦一次予選で平藤眞吾七段に勝ち、プロ入り通算50勝を史上最速で達成しました。

途中まで苦しい展開だったが、終盤に鮮やかに逆転しそのまま寄せきった。

終局後は勝利数について「知ってました。一局一局積み上げてきたのが節目(せつもく)の数字になって感慨深い」と振り返った。

聞き慣れない「せつもく」という言葉が飛び出し「えっ?」と聞き直す報道陣もいた。

通算成績は50勝6敗となった(未放映のテレビ対局を除く)。

(引用:藤井聡太四段、羽生超え最年少50勝「節目の数字、感慨深い」より)

この勝利はテレビでも取り上げられていましたが、50勝よりも、局後のインタビューでの「節目」を「ふしめ」ではなく「せつもく」と読んだ、そのモノ珍しさの方に注目が集まっていたように思います。

11/23(木)

第26期銀河戦本戦トーナメントHブロック2回戦が放映され、上村亘四段に敗北しています。

対局日は9月22日で、1回戦と連戦だったようです。

藤井四段はプロ入り以来、先手番と30代以上の棋士相手に負け無しでしたが、この敗局によりそれらの連勝がストップしています。

11/24(金)


第59期王位戦予選で北浜健介八段に勝ち、リーグ入りまであと2勝に迫っています。

50年振りの大記録へ

藤井四段の2017年度成績は、2017年11月28日現在、48戦41勝7敗(勝率:0.8541)となっています(未放送のテレビ棋戦は除く)。

これだけ勝率が高いと、1勝してもほとんど率が上がらないくせに、1敗するとガクッと落ちてしまう不条理が付き纏うのですが、それでも勝率1位をひた走っています。

これまで何度か書いてきましたが、将棋界の最高勝率記録は、中原誠十六世名人が1967年度に記録した47勝8敗(勝率:0.8545)です。

6月末に「藤井聡太四段は最高勝率記録をも塗り替えられるか?」という記事を書いたときは、29連勝を達成した直後でした。

あれからちらほら負けもしましたが、2017年度も残り4ヶ月ほどになった今でも、それに肉薄する勝率をキープしています。

藤井聡太四段による50年振りの最高勝率記録更新が、いよいよ現実味を帯びてきました。

-藤井聡太