藤井聡太

藤井聡太四段が2017年最後の対局で勝利! 記録四部門でも全1位独占中

2017年の将棋界に彗星の如く現れた超新星・藤井聡太四段が、2017年最後の対局も白星で締め括りました。

2017年最後の対局に臨む藤井聡太四段

第66期王座戦一次予選で豊川孝弘七段に勝ち、一次予選決勝に駒を進めました。

予選決勝の相手である村田智弘六段に勝てば、二次予選に勝ち上がることができます。

豊川七段に勝って始まり、豊川七段に勝って終わった2017年

(画像:将棋の藤井四段、年内最後の対局で勝利 勝率は8割超より)

今思えば、藤井四段の2017年最初の対局の相手も豊川七段でした(2017年1月26日、第43期棋王戦予選)。

藤井四段の2017年は、豊川七段に勝って始まり、豊川七段に勝って終わった、ともいえます。

王座戦は、一次予選でも持ち時間が5時間に設定されている棋戦です。

若手棋士には珍しく長考派の藤井四段はやはり、持ち時間が長い棋戦の方が安定しています。

そして本局も、危なげなく押し切って勝ちました。

短時間棋戦だと、秒読みに入ると、秒が切れるギリギリでの着手が頻発して、視聴者の心臓に悪い展開になることもしばしば。

記録四部門全てで1位独占中!

藤井聡太四段の2017年度成績は、55戦45勝10敗(勝率:0.8181)です。

年度終わりに将棋大賞で表彰される、記録四部門(対局数、勝数、勝率、連勝)全てで1位を独占しています。

このまま1位を守り続けられれば、これまで羽生善治竜王のみが達成している、将棋史上2人目の記録四部門独占が期待されます。

4~12月の9ヶ月の間に55局ということは、5日に1局のペースで対局をこなしたということです。

実際は、1日で2~3局することもあったので、もう少し緩やかな感じですが、対局以外にもイベントに登場したり取材を受けたりで...。

50年ぶりの最高勝率記録更新はかなり厳しい

(画像:将棋の渡辺くん 別冊少年マガジン 2017年10月号より)

ちなみに対局数の最多記録は、羽生善治五冠(当時)が2000年度に記録した89局(勝数も同68勝)!

今年6月くらいからひそかに注目してきた最高勝率記録に関しては、かなーりキツくなりました。

関連記事:50年ぶりの最高勝率記録更新がガクッと遠のいた藤井聡太四段

もっともあと14連勝すれば、69戦59勝10敗(勝率:0.8550)となりますが、それはちょっと...。

連勝に関しては...、今後数十年は破られることはないでしょう。

2017年度末の藤井聡太四段

2017年は終わっても、将棋界は「年度」を基準にスケジュールが進むので、年が明けても2017年度は続きます。

2017年度末の藤井聡太四段にまず第一に期待されているのは、第76期C級2組順位戦で昇級すること。

関連記事:藤井聡太四段はC級2組を1期抜けできるか?

現在7連勝中なので、よっぽどのことがない限りは昇級できそうですが、ときにその「よっぽどのこと」が起こるのが順位戦なのです。

(画像:日本将棋連盟より)

朝日杯は...、優勝してほしいところですが、まだちょっと厳しいでしょう。

本戦初戦ではまず澤田真吾六段と戦い、勝てば佐藤天彦名人か永瀬拓矢七段(棋王戦挑戦者)のどちらかとベスト4入りを懸けて戦います。

あまり相性のよろしくない早指し棋戦で、これだけの棋士を相手に勝ち上がるのは...キツい。

-藤井聡太