お金の話@将棋界

JT杯では、1勝するごとに魚沼産コシヒカリ1年分が副賞としてもらえる

2018/08/26

買い物を終えた伊奈めぐみさんが帰宅すると、目の前にあったのは、とんでもない量の飲料水の山。

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(画像:将棋の渡辺くん 第1巻より)

渡辺明竜王にとっての日常は、凡人にとっての非日常でいっぱい。

カテゴリ:将棋の渡辺くん

ある日突然、大量の飲料水が渡辺家に送られてきた、その理由やいかに?

超豪華なJT杯の副賞

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(画像:将棋の渡辺くん 第1巻より)

めぐみさんがその理由を旦那に尋ねると、「ジュース1年分だよ」と、しれっと返ってくる謎の答え。

「なぜジュース1年分が突然我が家に届けられたのか、その理由を聞いているんだ」と、めぐみさんは心の中でつっこんだことでしょう。

実は、棋士の公式戦のひとつである「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦」(通称:JT杯)では、1勝するごとに副賞がもらえるとのこと。

2014年までは1年分の飲料が、JTが飲料事業から撤退した2015年からは魚沼産こしひかり1年分がもらえる、という羨ましいお話。

圧巻の景観

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(画像:妻の小言2015/9/22より)

これが渡辺家に届いた、1年分の魚沼産こしひかり。

これだけの量があると、圧巻のひとこと。

JT杯はトーナメント戦なので、3連勝して優勝した2014年(第35期)には、渡辺家には3年分のJT飲料が届いたことになる(*渡辺家は3人家族)ので、もっとドえらいことに...。

なお、渡辺竜王はJT杯では初参加から5連敗したので、めぐみさんがこの副賞の存在を知ったのは2011年のこと。

金を持っている人のところに金が集まる

JT杯は他の棋戦のように、全棋士参加ではありません。

出場資格が与えられるのは「タイトル・順位で選抜された上位12名の棋士」のみ。

つまり、「勝ちまくっているうえに、稼ぎまくっている棋士」だけが出場できる棋戦ということです。

ただでさえ並の成績の棋士より稼いでいるのに、また対局が増えて対局料と賞金を稼ぐチャンスが与えられる(優勝賞金500万円)。

しかも1勝でもできれば、しばらくお米すら買う必要も無くなるので、その分を他の消費に回せる。

かくして「金を持っている人のところに金が集まる」法則は、将棋界においても健在なり。

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