藤井聡太

2018年になっても快進撃の藤井聡太四段

2018年に入ってからの初対局で、藤井聡太四段は大橋貴洸四段に負けました。

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この黒星は色々な意味で痛く、谷川浩司九段との公式戦初対局、そしてその先にある王位リーグ入りを逃しています。

幸先のよろしくないスタートを切った藤井四段でしたが、その後は快進撃が続いています。

1月11日:2018年初白星

藤井四段にとっての2018年初白星となったのは、第31期竜王戦予選5組、対中田功七段戦。

中田功七段との対局は2度目で、前回は「コーヤン流」の捌きをモロに食らい、大苦戦に陥っていました。

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それを終盤の絶妙手で逆転、という勝ち方でしたが、本局は序盤早々に放った軽手がクリティカルヒットして快勝!

全く危なげのない内容で、竜王戦の初陣を飾りました。

1月14日:名人に快勝...そして、ついに実現したゴールデンカード

昨年末に公式戦で初めてA級棋士に勝ち、本戦トーナメント出場を決めていた朝日杯

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地元名古屋で行われた公開対局の中で、藤井聡太四段がやってくれます。

VS 澤田真吾六段

まずは午前の対局で、澤田真吾六段を54手という短手数で一蹴。

得意の角換わりから、澤田六段の緩手を気が付きにくい好手で切り返し、そのまま寄せ切りました。

これまで2戦2勝(29連勝の中の20勝目と28勝目)とはいえ、さすがに澤田六段に3連勝は厳しいだろう...と思っていたのですが、終わってみればあっけないものでした。

VS 佐藤天彦名人

(画像:竜王戦中継ブログより)

そして午後の対局で、佐藤天彦名人と相見えます。

藤井四段にとっては初のタイトル保持者との対局でしたが、全く臆することなく戦い、見事な内容で勝利しました。

しかも本局は、戦型が「横歩取り」でした。

藤井四段は今まで何局か横歩取りを採用したことがありましたが、どうにも不得手らしく、結果が出ていませんでした。

かたや天彦名人にとって横歩取りは、その飛躍の原動力となった十八番の戦法です。

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にも関わらず、藤井四段がそれを堂々と受けて立って勝ったというのが素晴らしい。

そして何より素晴らしいのは、2月17日に行われる準決勝の相手が、羽生善治竜王であるということ。

非公式戦ではすでに2局戦った(1勝1敗)ことはありますが、ついに「羽生善治 vs 藤井聡太」の公式戦初対局が実現します。

1月19日:順位戦8連勝&昇級に王手

(画像:AbemaTIMESより)

これまで7連勝で迎えた第76期C級2組8回戦は、矢倉規広七段の四間飛車を全く問題にせず一蹴し、順位戦8連勝を決めました。

さらには競争相手の今泉健司四段と増田康宏四段も負けたことで、残り2戦のうち1勝した時点で、C級1組への昇級が確定します。

*当記事は、右記事(本日(2018年1月31日)を以て、藤井聡太「四段」は最後になるかもしれない)に続きます。

1月25日:王座戦二次予選進出

第66期王座戦一次予選決勝で村田智弘六段に勝ち、二次予選進出を果たしました。

棋聖戦と王位戦で敗退しているため、現時点で藤井四段が最速でタイトルを獲るとしたら、この王座戦だということになります。

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