藤井聡太

藤井聡太四段(当時)の29連勝を、藤井聡太六段が塗り替えてしまうかもしれない

2018/03/15

(2018年3月14日の読売新聞朝刊)

藤井聡太六段が2017年度、将棋大賞記録4部門(対局数、勝数、勝率、連勝)全てで1位になることが決定したらしいですね。

史上最年少で棋戦優勝&六段昇段したとき以来、新聞の一面(の片隅)に取り上げられています。

いろんな人がすごいすごいと言っているので、ここでは別のすごい話をします。

おぼろげながらに見えてきた「30連勝」

藤井六段は年明け最初の対局で負けて以降、現在に至るまで14連勝しており、現時点で、連勝記録単独2位です。

広瀬章人八段に勝ち、朝日杯優勝&六段昇段を決めた時点で11連勝でした。

その後、畠山鎮七段に勝ち、阿部隆八段に勝ち、さらに先日師匠に恩返しを果たして14連勝です。

そう、2017年度の連勝部門は、1位が藤井聡太四段(当時)の29連勝で、2位が藤井聡太六段の14連勝(継続中)だということです。

連勝記録は止まったときの年度の記録になるので、今年度中に連勝が止まれば、藤井六段の連勝部門ワンツーフィニッシュ。

止まらなければ、将棋史上まだ誰も成し遂げたことのない「30連勝」が、おぼろげながらに見えてくることになります。

トップ棋士をも負かして14連勝中!

...とはいっても、30連勝まではあと16連勝しないといけないし、いくら29連勝したことのある藤井六段といえど、それは至難のワザです。

次の相手が三枚堂達也六段(公式戦2敗目を食らった棋士)という難敵なので、明日負ける可能性も大いにあり得ます。

仮に勝ったとしても、王座戦二次予選の次の相手は、来期からA級棋士の糸谷哲郎八段です。

しかし、今回の連勝の過程では、羽生善治竜王や佐藤天彦名人に勝つなど、前回と違ってトップクラスの棋士を何人も負かしています。

半年前より明らかに強くなっているため、今の藤井六段には、正直誰が相手でも負けるイメージがつきません。

29連勝した1年後に30連勝?

62年ぶりに最年少記録を塗り替えて14歳2ヶ月で四段昇段を果たした棋士が、公式戦初対局から負け無しで29連勝して30年ぶりに最多連勝記録を塗り替えた。

それだけでも将棋史に永遠に残るほどの大偉業なのに、さらに1年後に、それを自分で塗り替える?

もしそんなことがホントに実現してしまったら、そのときはその偉業をなんという言葉で表現したらいいのだろう?

前人未到とか空前絶後とかでは、全く足りないぞ。

-藤井聡太