藤井聡太 里見香奈

歴史的交錯! 藤井聡太七段 vs 里見香奈女流四冠

次世代の将棋界を背負う天才少年と、女流棋界の第一人者の歴史的交錯。

藤井聡太七段と里見香奈女流四冠が相見えた世紀の一戦には、報道陣24社48人が詰めかけました。

史上最多連勝記録保持者である天才少年と女流棋界の第一人者による直接対決。対局室には24社48人の報道陣が詰め掛け、注目度の高さをうかがわせた。

(引用:スポーツ報知より)

藤井フィーバーの最盛期より少ないとはいえ、予選の対局にこれだけの注目が集まるのは、両対局者が持つネームバリューの賜物。

約2年ぶりの顔合わせ

両者は公式戦ではもちろん初手合ですが、約2年前に第59回三段リーグで対局しており、そのときは藤井聡太三段が勝っています。

当時は、里見が指した中盤の緩手によってペースを握った藤井が一気の寄せで勝利している(棋譜は公開されていないが、後に振り返った2人の証言は重なっている)。里見戦の勝利で10勝3敗とした藤井は、最終的に13勝5敗でリーグに優勝。

参加1期目にして四段昇段を果たした。一方の里見は、藤井戦まで6勝5敗と白星を先行させていたが、その後に崩れ、7勝11敗でリーグを終えている。

(引用:AbemaTIMESより)

その約1年後、両者は同じ対局室で再会するのですが、それぞれの立場は異なりました。

藤井聡太四段(当時)の26連勝が懸かった対局の、記録係を務めたのが里見香奈三段でした。

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それから約8ヶ月後、里見三段の奨励会退会が決まるのですが、その日は奇しくも、藤井聡太五段(当時)が15歳6ヶ月で朝日杯優勝(一般棋戦優勝と六段昇段の最年少記録)を成し遂げた翌日でした。

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藤井七段が逆転で貫録を見せる

(画像:AbemaTIMESより)

対局は、序盤は里見女流四冠が有利に指し進めるものの、藤井七段が逆転し、そのまま押し切りました。

局後、里見女流四冠は中終盤で間違えたことを悔やみ、藤井七段は「手強いという印象を持ちました」と、その強さを認めています(参照:AbemaTIMESより)。

それぞれの次局

こうして世紀の一戦を戦い終えた2人ですが、休む間もなく、次の対局へと臨んでいます。

3日後の27日、里見女流四冠は王座戦一次予選で浦野真彦八段に勝ち、2018年度だけで公式戦4勝目を挙げています(参考:里見香奈女流四冠、7年ぶりの男性棋戦復帰から4勝3敗より)。

さらにその翌日には、藤井聡太七段がC級1組4回戦で青野照市九段に勝って、無傷の4連勝。

2018年度成績はいつの間にか20戦17勝3敗(勝率:0.850)まで伸びており、勝率ランキングでは1位に躍り出ています(2018年8月29日現在)。

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