藤井聡太

棋士になってもうすぐ2年! 藤井聡太七段のこれまでの一般棋戦の戦歴

2018/09/29

藤井聡太七段が2016年10月1日付で棋士になってから、約2年の月日が経ちました。

史上最年少棋士として14歳2ヶ月でプロデビューし、今年の夏に16歳になった藤井七段。

...14歳が16歳になったところであまり変わらない気がしますがそれはさておき、藤井七段はこの2年間で、数多くの対局を重ねてきました。

八大タイトルについては『藤井聡太七段が初めてのタイトル挑戦に最も肉薄した第66期王座戦』の記事にまとめたので、こちらでは一般棋戦の戦歴をまとめます(*参加経験のないJT杯将棋日本シリーズを除く)。

関連記事:藤井聡太四段の一般棋戦勝ち上がり状況まとめ(←昨年9月に書いた、似たようなテイストの記事)

朝日杯将棋オープン戦

(画像:日本将棋連盟コラムより)

現在のところ、藤井七段の最も輝かしい実績といえるのが、第11回朝日杯優勝です。

関連記事:藤井聡太五段が15歳6ヵ月で最年少棋戦優勝&六段昇段!

このときは、準決勝で羽生善治竜王との公式戦初対局が実現し、決勝ではA級棋士の広瀬章人八段に、いずれも見事な内容で快勝!

さらには棋戦優勝の最年少記録を更新(15歳6ヶ月)したうえに、五段に昇段してからわずか16日で六段に昇段する(もちろん史上最年少記録)など、あれやこれやがてんこ盛りでした。

これだけの記録が重なったのだから、29連勝のときのフィーバーのように、その偉業を世間がもてはやすハズでした。

しかし、同日に羽生結弦選手がオリンピックで金メダルを獲ったので、それに掻き消されてしました。

関連記事:藤井聡太六段が歴史的偉業を成し遂げたはずが.....

NHK杯

昨年(第67回)は、本戦1回戦で千田翔太六段を、2回戦(生放送)で森内俊之九段を破るものの、準々決勝で稲葉陽八段に負けてベスト16止まり。

今ではトップ棋士相手でも互角に戦う藤井七段ですが、この頃はハッキリ分が悪かったです。

そして今年(第68回)は、予選をすっ飛ばして本戦から出場したものの、今泉健司四段に負けてまさかの初戦敗退。

将棋の内容的には藤井七段が相手の攻めを受け切って必勝に近いところまで追い詰めており、完勝譜になるはずでした。

ところが今泉四段の執念の猛追に手を焼き、秒読みに追われて痛恨の悪手を指し、逆転負けを食らった将棋でした。

銀河戦

藤井七段がこれまでに参加した一般棋戦の中では、最も実績がしょぼいのが銀河戦。

第26期では本戦Hブロックの2戦目で上村亘四段に負け、早々に敗退しています。

このとき藤井七段は、公式戦で初めて「横歩取り」を採用しており、経験値の差がモロに出た内容でした。

つい先日、第26期の優勝者が佐藤天彦名人に決まり、第27期銀河戦の本戦(Eブロック)がようやく始まります。

若手棋士選抜3棋戦

それぞれ出場資格に差はあれど、要は若手棋士だけが出場できる、新人王戦&加古川青流戦&YAMADAチャレンジ杯の3つの棋戦。

昨年は29連勝が途切れて間もない頃に、実力派若手棋士に続々と敗れ、3棋戦揃ってベスト8止まりでした。

そのリベンジを期して迎えた2018年度でしたが、まさかの事態が発生!

2018年2月から5月にかけて、あっという間に四段から七段まで昇段したため、加古川青流戦とYAMADAチャレンジ杯に参加できなくなりました。

関連記事:若手選抜棋戦に出場できなくなった藤井聡太七段(16歳)

新人王戦は参加できたものの、こちらも七段まで昇段したことで、今期が最後の出場になってしまいます。

それでも藤井七段は世間の期待に応え、最後の新人王戦で決勝三番勝負まで勝ち上がりました。

関連記事:藤井聡太七段、最後の新人王戦で決勝三番勝負へ進出!

来月から藤井七段は、自身2度目の棋戦優勝を果たすべく、出口若武三段との三番勝負に挑みます。

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