藤井聡太七段、第90期棋聖戦決勝トーナメント進出まであと1勝!
豊島将之棋聖への挑戦者を決める第90期ヒューリック杯棋聖戦。
今期、藤井聡太七段は里見香奈女流四冠との対局を制すなど、一次予選を勝ち抜きました。
そして昨日、クリスマスに行われた二次予選で大石直嗣七段に勝利!
- 藤井聡太七段が大石直嗣七段を破り勝ち進む(日本将棋連盟)
豊島将之棋聖への挑戦権を争う決勝トーナメント進出まで、あと1勝としています。
大石七段を三度破る
【#将棋 ニュース】
藤井聡太七段、クリスマス勝利!棋聖戦本戦出場へあと1勝 次局はタイトルホルダーと/将棋・棋聖戦二次予選|AbemaTIMES#藤井聡太
https://t.co/xPz5GoTihC— 将棋ch@AbemaTV(アベマTV) (@abematv_shogi) December 25, 2018
角換わりから、先手の大石七段が早々に自陣角を打ったため、見慣れたいつもの形にはなりませんでしたが、そういう構想力を問われる将棋にも強いのが藤井七段。
藤井七段にとって、大石七段とは3度目の対局でしたが、これで負け無しの3連勝。
順位戦ではB級2組に属する実力者ですら寄せ付けないとは、藤井七段の強さたるや恐るべし。
次戦、決勝T入りを懸けたタイトル保持者との大一番
前期の棋聖戦は、一次予選で敗退している藤井七段(当時は四段)。
そして今年度も、先月に第4期叡王戦を敗退した藤井七段にとっては、現時点ではこの第90期棋聖戦が、最も早いタイトル挑戦の可能性がある棋戦です。
棋聖戦は今年度中の8冠タイトルへの挑戦、獲得の目がなくなっている藤井にとって、来年度に最年少記録(タイトル挑戦が17歳10カ月、獲得が18歳6カ月=いずれも保持者は屋敷伸之九段)更新に最も早く挑む可能性のある棋戦。
順当に勝ち上がって挑戦者になれれば、来年6~8月にかけて豊島将之2冠(28)との5番勝負に挑むことになる。
(引用:スポニチより)
次勝てば決勝トーナメント進出が決まるのですが、その相手は斎藤慎太郎王座若しくは久保俊昭王将のどちらかです。
昨年果たせなかった決勝T入りのためには、現役のタイトル保持者に勝たねばなりません。
【12/28】藤井聡太七段、2018年最後の対局
藤井七段の次局は、第45期棋王戦予選で、これが年内最後の対局です。
- 第45期棋王戦予選(8組)
思い返してみれば、藤井七段の2017年は、豊川七段との対局で始まり、豊川七段との対局で終わり、いずれも勝利を飾りました。
昨年に続いて、年内最後の対局を白星で飾ることができるでしょうか。