お金の話@将棋界

将棋界最高額の賞金! 「竜王ドリーム」はアマチュアでも掴むことが(制度上)可能!

竜王戦は将棋界最高峰の棋戦であり、優勝賞金は破格の4320万円(日本将棋連盟)。

竜王を3連覇した藤井猛九段・9連覇(通算11期)した渡辺明竜王は、いずれも西荻窪に若くして豪邸を建てました。

その家は棋士仲間から「竜王御殿」と称されています。

これぞ、まさしく「竜王ドリーム」ですね。

ガッポリ稼げる竜王戦

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(画像:竜王戦中継ブログより)

竜王戦は元々、日本将棋連盟と読売が十段戦(竜王戦の前身棋戦)の契約金でもめた際、読売が「将棋界最高棋戦」に関心を示したことから創設にいたりました。

なので最高棋戦に相応しく、将棋界最高額の優勝賞金に設定されているのですが、それに比例して挑戦者を決める段階から(たくさん勝てば)ガッポリ稼げる仕組みになっています。

まず、竜王戦の予選は1組から6組に分かれており、それぞれのクラスで優勝すると賞金が出ます。

最も低い6組でも90万円、最も高い1組ではなんと450万円です(第29期竜王戦)。

第29期竜王戦1組で優勝した丸山忠久九段は、それだけですでにサラリーマンの年収分を稼いでいたわけです。

青嶋未来五段が今年、竜王戦で得た金額とは?

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(画像:竜王戦中継サイトより)

2016年度の竜王戦6組で優勝し、格上を相手に3人抜きして話題をさらった青嶋未来五段

彼はまず6組で優勝したので賞金90万円(&来期の5組昇級)を獲得し、決勝トーナメントでは深浦康市九段に敗れるまで4局戦ったので、合計285万円の対局料を得ています。

それらを合わせると、公表されている額だけでも375万円の賞金・対局料を獲得していることになります。

青嶋五段は昨年度はまだ棋士になって2年目で、丸山九段のように偉大な実績があるわけではありません。

しかし今年の竜王戦の活躍により、まだ21歳にしてサラリーマンの年収並の金額をたった数カ月の間に手にしたわけです。

アマチュアにも門戸が開かれている竜王戦

このように竜王戦で活躍すれば、竜王になれなくとも人並み以上の大金を獲得するチャンスに恵まれます。

それもこれも、厳しい厳しい奨励会を卒業し、棋士になってからもたゆまぬ努力を続け、それを結実させた者にのみ与えられる特権。

・・・かと思いきや、棋士でなくともそのチャンスがあることはあります。

竜王戦は全棋士参加の棋戦ですが、その他に女流棋士4名・奨励会員1名・アマチュア5名が参加して行われます(日本将棋連盟)。

アマがプロ公式戦に出場した場合、対局料として商品券が支給されます。

その額面はおよそ数万円で、持ち時間が基準になっています。

持ち時間が各5時間の竜王戦の場合、約5万円と推定されます。

アマが勝ち進んで本戦や決勝に進出した場合、棋士と同じ基準で現金が支給されるようです(実例はごく稀です)。

(引用:田丸昇ブログより)

なので、アマチュアであろうとも、竜王になって破格の賞金&対局料をゲットすることは可能なのです。

上手いこと行けば、年間4勝するだけでリッチな生活を送れるのです。

まぁ、「制度上」可能だというだけで、それができる人が現れるかどうかはまた別の話ですけどね。

そもそも、棋士の公式戦に出場できるほどの棋力を持つアマチュア自体が、この世に一握りしかいないわけだし。

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