第29期竜王戦挑戦者変更&三浦弘行九段出場停止処分

将棋世界12月号の第29期竜王戦第1局観戦記

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10月12日に突如、第29期竜王戦挑戦者変更&三浦弘行九段が出場停止処分になったと公表されてから、もう3週間が経過しました。

それが発覚する前に発売されていた11月号ではそんな事態になると予想が出来るはずもなく、三浦弘行九段が挑戦者だと堂々と書かれています。

観戦記にはどう書かれていた?

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さて、これだけの騒動になると、どうしても注目してしまうのが将棋世界。

11月2日に発売された12月号には、第1局の観戦記で例の騒動についてどう書かれたのでしょうか。

まさかの挑戦者交代。この原稿は竜王戦第1局の対局内容を紹介するものなのでその件には触れないが、棋士、関係者、そしてファンのそれぞれが大きなものを背負って対局に臨んだことは間違いない。

当然、何も書かれていません。

というか、冒頭にわざわざ「その件には触れない」と書いているあたり、相当なプレッシャーを感じていたことが察せられます。

まあ、仕方ありません。

ただの観戦記者(大川慎太郎氏)の方に真実が語れるはずもなく、おそらく事の顛末をロクに知ってすらいないはずです。

そもそも、企画の主旨が違います。

とは分かりつつも、もしかしたら・・・という一縷の希望を抱きつつ買ったわけですが、もしかしませんでした。

準備をする暇もなく行われた

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第1局の将棋を観て、ぼくは△4二角~△2三銀の反撃を渡辺明竜王の研究手かと思っていました。

が、12月号を読むと、全くそんなことはありませんでした。

例の三浦-渡辺戦(A級)の感想戦で示されていた手順だったようで、そもそも第1局の準備をする暇もなかったそうです。

勝因について、渡辺竜王いわく「相手の手に乗って指していたら、よくなっていた将棋」とのことです。

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