藤井聡太四段に対する渡辺明竜王の本音
(画像:別冊少年マガジン2017年1月号)
伊奈めぐみさん(妻)が渡辺明竜王(夫)の日常を描くノンフィクション漫画「将棋の渡辺くん」は別冊少年マガジンで連載されています。
12月9日に発売された2017年1月号には、ついにこの漫画にも天才棋士・藤井聡太四段が登場!
息子さん(柊くん)とほぼ同年代の少年の快挙に、めぐみさんも仰天!
あの日からすでに3ヶ月
11月号の原稿描き終え、12月号のネームを描く。
が、三段リーグが気になって進まない。
ネームは諦めて、三段リーグに集中することにした。(引用:妻の小言。2016/09/03より)
藤井聡太三段が13勝5敗の成績をおさめて昇段を決め、日本中が湧いたのが2016年9月3日。
めぐみさんも仕事の傍ら、むしろそれが手につかなくなるほど注目していた日からおよそ3ヶ月。
藤井四段の初対局の棋戦と相手がようやく決まり、しかもその相手は元祖天才少年・加藤一二三九段という奇跡の巡り合わせ。
行儀よく真面目なコメント
この号の最大の見どころは、ズバリ「藤井聡太四段に対する渡辺明竜王の本音」です。
藤井新四段が誕生した際、同じ中学生棋士としてコメントを求められた渡辺竜王は、以下のようにコメントしました。
渡辺明竜王 「久しぶりの中学生棋士というだけでなく史上最年少での四段昇段、おめでとうございます。藤井君は以前から詰将棋の早さなどで話題になっていましたが、三段リーグを1期で抜けたのには驚きました。対戦を楽しみにしています」
(引用:産経ニュースより)
この手のコメントは、広く世間の目にさらされるため、行儀よく真面目にせざるを得ません。
なので仕方ないとはいえ、読んでも面白くはありません。
ちなみに他の中学生棋士の面々も同じように祝辞のコメントをしていますが、似たり寄ったりな感じです。
渡辺竜王の本音
(画像:別冊少年マガジン2017年1月号)
ですが、限られた読者層にだけ伝わるメディアで、しかも渡辺竜王のもっとも身近にいる人が聞けば、遠慮の必要ない答えが返ってきます。
将棋ファンからすれば、聞いてみたいけど直接聞く勇気はないし、どうやって会えばいいかも分からない。
報道記者が聞いても、十中八九本音は答えてくれない。
めぐみさんが、世間の声を代弁するかのように、「本音はどうなの?」「嫉妬とかはないの?」と聞いて、それに渡辺竜王が率直に答えてくれています。
渡辺竜王がなんと答えたかは、ご自身の目で確かめてください。